６月１７日(土)、全４回の連続講座の４回目が開催されました。

「みんなで図書館利用を考えよう」というタイトルで北海道教育大学函館校の授業とタイアップして行われています。

今回は前回まとめた、図書館で
①「こんなことができないか」（館への要望）
②「こんなことができるけど！」（自分からの提案）
というアイディアに利用者から聞き取ったアンケート調査を加え、各班でパワーポイントを作成して発表しました。

中高年向けに夜間の図書館開放や、SNS発信など若者向けに特化した環境づくり、他の施設とのタイアップイベントなど、班ごとに異なるテーマや着眼点に基づいたアイディアと意見が発表され、多様性のある発表となりました。

最後に、一人一人に講座全体をふり返った感想を一文字で表し、その理由を発表してもらいました。「知」や「結」など参加者自身にとって新たな広がりがあったことを感じさせる文字が多かったです。

根本先生からは「個人個人が違う、様々な意見が出し合える。ワークショップは違う年代で話し合えるのが良い。」「社会を変えるためには意識を変えなければいけない。意識を変えるためには社会教育は教養から実践へと変えなければならない」といったお言葉をいただきました。

全四回の講座はワークショップで様々な年代が混ざり合って意見交換を行い、世代を超えた交流ができた、たいへん活気づいたものとなりました。
図書館としても、利用者の視点からの斬新な意見が聞けてとても有意義な時間でした。
貴重なご意見を今後の図書館運営に役立てていきたいと考えております。

根本先生並びにご参加いただいた皆様、ありがとうございました。