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2017.10.22

【開催しました】第6回郷土の歴史講座 『幕府軍艦「開陽」の軌跡』(10月21日)

 10月21日(土)、第6回郷土の歴史講座 『幕府軍艦「開陽」の軌跡』が開催されました。
 明治維新の動乱・戊辰戦争の最後の戦いである箱館戦争において、その勝敗を左右したのが、徳川幕府がオランダに発注して建造された軍艦「開陽」です。
 今回は、江差町文化財調査委員会委員長をつとめる藤島一巳氏をお招きし、遠くオランダから江差までの航跡と座礁・沈没、そして海底遺跡としての引揚げを歴史的・考古学的観点から幕府軍艦「開陽」の辿った数奇な運命をお話しいただきました。

 二年後に戊辰戦争・箱館戦争終結から150年を迎えるにあたり、今回の講座は軍艦「開陽」が海底遺跡の発掘調査の先駆者的役割を果たしたほか、明治維新における箱館戦争の歴史上の意義を再考するきっかけになったことと思います。

 今後も中央図書館では郷土の歴史講座を開催してまいります。市政はこだてやホームページでもご案内いたしますので、ぜひ気軽にご参加くださいますよう、お願いいたします。


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