2019.08.11
【開催しました】第4回 郷土の歴史講座「国立アイヌ民族博物館のアイヌ絵」(8月10日)
8月10日(土)に、国立アイヌ民族博物館・設立準備室主任研究員である霜村紀子氏を講師にお招きし、郷土の歴史講座「国立アイヌ民族博物館のアイヌ絵」が開催されました。
初めに、2020年4月24日にオープンを控えたウポポイ(民族共生象徴空間)・国立アイヌ民族博物館の概要や展示構成についてのご説明があり、国立アイヌ民族博物館の美術資料、主に「アイヌ絵」について函館に所蔵のある資料と比較しながら詳しくお話いただきました。その中でも没後130年を迎える日本画家・平福穂庵(ひらふくすいあん)について、アイヌ絵のほか雑誌の挿絵等、函館での活動にも触れながらご紹介いただきました。
当日はあいにくの雨となりましたが、ご来場いただいた方々からは「とても面白かった」「勉強になった」とのお声をいただきました。
今後も中央図書館では郷土の歴史講座を開催してまいります。市政はこだてやホームページでもご案内いたしますので、ぜひお気軽にご参加くださいますよう、お願いいたします。
また、現在中央図書館回廊展示コーナーにて「国立アイヌ民族博物館PR展」が開催中です。建築中の外観写真や博物館パンフレット等を8月19日(月)まで展示しております。こちらも合わせてご覧ください。