2025.11.22
【開催しました】令和7年度 第6回郷土の歴史講座「幕末の蘭学者・武田斐三郎の人と業績-生誕の地、大洲で再考する-」


11月16日(日)、五稜郭タワーとの共催事業として、大洲市立博物館副館長 白石尚寛氏をお迎えし、蘭学者・武田斐三郎についてご講演いただきました。
研究熱心で蘭学の他、築城や兵学、漢学にも精通した多才な人物であったことが語られ、黒船来航後、箱館での10年間に取り組んだ五稜郭の設計、弁天台場や溶鉱炉の造営、諸術調所の運営について詳しく解説してくださいました。趣味はお酒という一面もユーモアを交えてお話になり、会場からは時折笑いが起きる場面もありました。
また、大洲市立博物館では「ふるさとを愛する心」を育成するため、ゆかりの人物の功績を紹介する特別展や小中学校への出前授業を行っているそうです。
歴史や文化を守るため、次世代へ繋いでいくことの重要性をあらためて認識することができました。
今後も、中央図書館では郷土の歴史講座を開催してまいります。ホームページ等でもご案内いたしますので、ぜひお気軽にご参加ください。

