第５８回市民文芸の表彰式が３月１６日（土）に行われました。公募部門８部門（随筆・小説・文芸評論・ノンフィクション・詩・短歌・俳句・川柳）から３５３点の応募があり、当日は入選・佳作受賞者４１名のうち、３０名の方々にご出席いただき、受賞した方一人一人に表彰状が授与されました。

　表彰式では各部門審査員の先生方から、平成最後となった市民文芸についてご講評いただきました。近年は常連の方に加えて、初めて投稿された方からの応募も増えており、今後も函館市に根付く創作活動を支える場として広く浸透するべく、努めてまいります。

　また、昨年の１１月に市民文芸の川柳の審査員を務めていただいた池さとし先生がご逝去されました。池先生は平成２３年度発行の市民文芸第５１集から審査員として毎年ご協力いただいていました。
　穏やかに、優しくお話をされる姿が今も印象に残っています。
　担当者一同、池先生の市民文芸へのご貢献に深く感謝するとともに、これまでのご功績を偲び、心からご冥福をお祈り申し上げます。

　市民文芸入選者および作品内容については、当館ホームページで公開されているほか、函館市内の図書館にて貸出をしております。ぜひこの機会に、ご覧ください。