2021.03.22
【開催しました】市民文芸表彰式(3月20日)
記念すべき第60回市民文芸の表彰式が3月20日(土)に行われました。公募部門8部門(随筆・小説・文芸評論・ノンフィクション・詩・短歌・俳句・川柳)から375点の応募があり、当日は29名の方々にご出席いただいて受賞した方一人一人に表彰状が授与されました。
昨年はコロナウイルスの影響で実施できなかった表彰式ですが、今年は検温・消毒・ソーシャルディスタンスの確保・賞状の読み上げの省略など、感染予防の様々な工夫をしたうえで実施いたしました。
表彰式では各部門の審査員の先生方より、60年の節目の講評をいただきました。通常文学賞では、最初に審査員の先生以外の係が下読みをして、下読みを通過した作品だけを審査員の先生が読むことが多いのですが、函館市民文芸においては全ての作品を審査員の先生方にお読みいただき、審査いただいております。そのため、先生方は作品に沿った講評をされ、受賞者と心を通わせ合うような時間となりました。
60年という節目を迎えてこの歴史ある市民文芸を今後も発展させていきたいと、審査員の先生方、受賞者、そして職員もあらためて実感できるような式とすることが出来ました。今後とも、函館市民文芸をどうぞよろしくお願いいたします。
市民文芸入選者および作品内容については、当館ホームページで公開されているほか、函館市内の図書館にて貸出をしております。ぜひこの機会に、ご覧ください。