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イベント

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2020.11.06

【開催しました】秋の読書週間イベント 馳星周氏作家講演会「大好きなものと出会った場所」(11月5日)

 11月5日(木)、中央図書館視聴覚ホールにて作家の馳星周先生を講師にお招きし、秋の読書週間イベントの作家講演会を開催しました。
 馳先生はデビュー作である『不夜城』をはじめ、暗黒小説の他にも歴史小説、山岳冒険小説など様々な本を執筆されています。一匹の犬とその犬に関わる人々を描いた『少年と犬』で第163回直木賞を受賞されました。
 講演では「大好きなものと出会った場所」と題し、故郷である北海道浦河市で過ごした少年時代の思い出、上京し大学時代を過ごした新宿ゴールデン街の様子、編集者から小説家への転身など、ご自身の生い立ちから、人生の中心にあった本への愛をお話してくださいました。
 「一つでも大好きな物が見つかれば、人生は豊かになる」という言葉に、来場者の方々は熱心に聞き入り、また馳先生の軽妙な語り口に会場は終始笑いに包まれていました。
 馳先生、直木賞受賞でご多忙の中、講演に来て頂き本当にありがとうございました。

 今回の講演会は、新型コロナウィルス感染拡大防止のために、完全事前申込制で座席は指定席の形を取り、検温や手指消毒等ガイドラインに沿った対策を実施しながらの開催となりました。来場者の皆様にはご不便をおかけする場面もあったかと思いますが、ご協力いただきありがとうございました。

 なお、現在中央図書館貸出カウンター前のラック展示にて、馳先生の著作と頂いたサイン色紙を11月26日(木)まで展示しております。この機会にぜひご覧ください。