2019.03.25
【開催しました】第8回郷土の歴史講座「銭湯文化の歴史と地域色~その味わいと楽しみ」(3月23日)
3月23日(土)、第8回郷土の歴史講座「銭湯文化の歴史と地域色~その味わいと楽しみ」が開催されました。
今回は、まち文化研究所主宰の塚田敏信氏を講師にお招きし、当館所蔵の資料で見ることができる昔の銭湯の様子など、教科書に載るような「行政の歴史」とは違う「生活の歴史」としての「銭湯文化の歴史と地域色」についてお話いただきました。
函館の銭湯の歴史や高度経済成長の終焉とともに数が減り続けている現在の銭湯事情、銭湯の名前から見えてくる青森や釧路との人々の往来、日本各地で使われていた桶や暖簾から見えてくる地域色…。ユーモアたっぷりの楽しいお話に、和やかな雰囲気の講座となり、来場者からは「紹介された銭湯に入ったことがあるが、そんなに歴史のある銭湯だとは知らなかった」「暖簾ひとつ桶ひとつとってもあんな物語があるなんて思ってもみなかった」などの声が聞かれました。また、会場では塚田氏所蔵の銭湯に関するコレクショングッズを多数展示していただき、会の終了後、来場者が実際に手に取り昔を懐かしんでいる様子も見られました。
今後も、中央図書館では郷土の歴史講座を開催してまいります。市政はこだてやホームページでもご案内いたしますので、ぜひお気軽にご参加くださいますようお願いいたします。