2018.11.12
【開催しました】読書週間イベント 佐々木譲氏講演会「物語の役割・小説の力」(11月10日)
11月10日(土)、中央図書館視聴覚ホールにて作家の佐々木譲先生を講師にお招きし、秋の読書週間イベント講演会を開催しました。
佐々木先生は、第142回直木賞を受賞された「廃墟に乞う」、TVドラマ・映画化もされた「道警」シリーズなど多くの名作を発表されています。
また、時代小説でも榎本武揚の半生を描いた「武揚伝」や、箱館戦争の後日譚「婢伝五稜郭」など、ここ函館にも縁のある作品をはじめ多くの作品を執筆されています。
今回佐々木先生には、「物語の役割・小説の力」と題しまして、古今東西様々な小説・映画・童話を例に、それぞれの「物語」の持つ可能性についてお話しいただきました。
満員の会場では、ここでしか聞けないお話の数々に、聞き入っている様子でした。
講演後の参加者からの質問にも、気さくに詳しくお答えいただきイベントは大盛況に終わりました。
佐々木先生の小説家としての作品作りの一面を聞くことのできる、大変貴重な時間となりました。
佐々木先生、ありがとうございました。
なお、現在中央図書館貸出カウンター前のカート展示にて、佐々木先生の著作を11月16日(金)まで展示しております。この機会にぜひご利用ください。