6月22日（土）、函館市中央図書館 郷土の歴史講座「19世紀洋式軍学教本との照合から見る松前藩戸切地陣屋と五稜郭」を開催いたしました。

　今回の歴史講座では北斗市郷土資料館学芸員の時田太一郎氏を講師にお迎えし、洋式軍学に基づく松前藩戸切地陣屋と五稜郭の構造について講演していただきました。
　講座冒頭で陵堡式築城に関する解説とその発達の歴史、防衛や砲撃の拠点としての設計の特徴を解説していただきました。その後は復元された戸切地陣屋の図面や五稜郭の設計図と、フランスの技術士官サヴァールによって書かれた洋式築城術教本の図を見比べながら特徴的な構造について説明していただきました。

　今後も、中央図書館では郷土の歴史講座を開催してまいります。ホームページ等でご案内いたしますので、ぜひお気軽にご参加くださいますようお願いいたします。